« 今日のテレビ番組表を見て思い出したこと | トップページ | 男性差別を放っておいてはいけない理由 »

2015年1月23日 (金)

男性に人権はない

私がかつて、大学院予備校で憲法を先生と私の一対一で学んだこと、
その先生が女性弱者論者であったことは、以前書いた。
その先生は、現在でも「人権とは成人男性のために存在し、
女性は無視されてきました」というようなことをHP上に書いていらっしゃる。
しかし、私は、むしろ男性にこそ人権がないと考えている。

人権とは多義的な言葉であるが、端的に言えば「人間が人間らしく生きる権利」を
意味する。また、それぞれの人の属性(特に自ら選択できない属性、例えば「男」)
ではなく、人を個人として重視しなければいけない、というような意味合いも
持っている。
(加えて、人権は、人間なら誰しも生まれながらにして持っている権利で、
国益や法律や多数決で奪うことは出来ない、という点が重要である。
それを法規の形で保障しているのが憲法である。
憲法が、最高法規とされているのは、権利(憲法)を義務(法律)よりも
上に置くことによって、人権を侵害する法律が国会を通っても、
これを無効にする為である。)

ところが、現在、政府が推進している「男女共同参画」とは、まさに人(特に男性)を
個人として重視しない政策なのである。
一例として、女性専用車両が「男女共同参画」から生まれたというのは
驚くべき事実である。
例えば、人種・民族共同参画と称して「日本人専用車両」などを作ったら大批判に
さらされることは間違いないだろう。
それが男性差別については許されてしまうということである。

また、「女性専用車両」は人を個人として重視していない。
例えば、私は、痴漢という犯罪について被害者になったことはあっても、
加害者になったことはないのである。(学生時代、痴漢にあった経験がある)
また、男性であっても、女には性的関心がないという人も存在するだろう。
ところが、男性が男性であるというだけで、痴漢の被害者であろうと、女性に興味が
なかろうと、痴漢予備軍として、女性専用車両に乗ってはいけないということに
されてしまうのである。
まさに、人を個人として重視していない(=人権無視)の政策であるといえるだろう。
インターネット上(ツイッターなど)には、女性専用車両に乗った男性に対する女からの
ヘイトスピーチがあふれている。
(まるで、白人専用スペースに入った黒人に対するそれを想起させる)
そのようなヘイトスピーチを生む「男女共同参画」が男性の人権を踏みにじる政策である
のは間違いない。

(2016-8-14 一部改訂)

« 今日のテレビ番組表を見て思い出したこと | トップページ | 男性差別を放っておいてはいけない理由 »

男性差別」カテゴリの記事