« 商業における女性優遇は正当ではない。 | トップページ | 「エリート女性の結婚相手はエリート男性」は当然か? »

2016年4月 1日 (金)

バブル期に差別されたのは男か?女か?

私とほぼ同年代の女性(複数)が、バブル期に就職活動をして、女性であるが故に
差別をされたという話をしているのをマスメディアで何回か見た。
リクルート担当者に「君が男だったら採用するのになぁ」と言われたりしたそうだ。
私は、それを見て本当に不愉快になってしまった。
何故なら、私もほぼ同時期に、男性に生まれてしまったが故の
強い疎外感を感じていたからだ。マスメディアは商品・サービスを紹介するときに
「女性に人気」というフレーズを連発した。「男性に人気」というフレーズは
殆ど見られず、それは、私にとっては「男なんてどうでもいい」と言われてるも
同然だった。
商業施設は、女性ばかりに媚びて、男性の私には何も与えなかった。
女性は持て囃され、男は貶められていた。
私のようなタイプの男は、「オタク」と呼ばれ、オタクであるとは即ち、
連続幼女誘拐殺害犯の宮崎勤の同類なのだった。
(オタクという言葉は、宮崎勤が逮捕された時に彼を象徴する言葉として脚光を浴びた
言葉である。)
パソコン通信のネットでオタクについて論じる掲示板があって、そこに
「男性が何かを集めるとオタク扱いされ、女性が何か(例えば小物など)を集めると
オシャレと褒め称えられるのは不公平」という書き込みがあり、
「その通りだ」と感じたのを思い出す。

オタクタイプではない、現代的・外向的な男性も、女性の前では
「アッシー」(女性様を車でお運びする「足」という意味)、
「ミツグ君」(女性様の為、一生懸命プレゼントを「貢ぐ」男という意味)扱いだった。
(因みに、私が、「アッシー」「ミツグ君」という言葉を最初に知ったのは、
マーケティング雑誌だった。
そのことから考えて、これらの言葉も「儲かれば正義=女性が正義」の
マーケティング業界が考えだした言葉であろう。
私はあまりに酷いと感じ、さすがにこんな侮辱的な言葉は世間に受け入れられない
だろうと考えたのだが、それからしばらくして、これらの言葉が世間に出回ったのを
見て、すっかり嫌になってしまった)

ところが、現在のマスメディアが取り上げるのは冒頭に書いたように
「バブル期に女性がいかに如何にひどい就職差別を受けていたか」だけで、同時期に
男性が受けた差別を取り上げることはないのである。
この問題に限らず、マスメディアは、女性差別は大々的に取り上げるが、男性差別は
無視する。マスメディアの言うことを鵜呑みにしてしまっている人には、あたかも、
男性差別など存在しないかのように見えるだろう。

しかし、「男性差別は無視される」という事実に気づけば、一番差別されているのは
差別に抗議しても無視される男性であるということに気付くだろう。

« 商業における女性優遇は正当ではない。 | トップページ | 「エリート女性の結婚相手はエリート男性」は当然か? »

男性差別」カテゴリの記事

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/599083/63426829

この記事へのトラックバック一覧です: バブル期に差別されたのは男か?女か?:

« 商業における女性優遇は正当ではない。 | トップページ | 「エリート女性の結婚相手はエリート男性」は当然か? »

最近のコメント

リンク集

  • Nikkoh の 徒然日記
    男性同性愛者、Nikkohさんのブログです。マスキュリズムについての記事が大変参考になります。「手弱男」として、弱者男性の問題についても関心をお持ちです。
無料ブログはココログ