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2016年7月

2016年7月23日 (土)

新書籍紹介: 『広がるミサンドリー(仮)』

『男性権力の神話』の訳者、久米泰介先生の新しい訳書が発売されます。

『広がるミサンドリー(仮) ポピュラーカルチャー、メディアにおける男性差別』
ポール・ナサンソン 著, キャサリン・K・ヤング 著, 久米 泰介 訳
彩流社

4200円(税別)とかなり高い書籍ですが、私は勿論買います。

例え話

とても豊かで美しい土地を持つA国を、貧しく汚い土地しかないが、力と征服欲だけは
強いB国が征服しました。A国の美しさは、B国の征服欲を掻き立てたのです。
という訳で、征服者はB国、被征服者はA国なのですが、
では価値があるのは一体どちらの国なのでしょう?
私は、勿論、A国だと答えます。
言うまでもなく、A国が女で、B国が男です。
私は、B国民として、美しいA国を征服することに満足するのではなく、
B国自体に美しく豊かな国になってもらいたいのです。

2016年7月20日 (水)

私の女性羨望(1)

私は長いこと、自分が女性を羨ましく思うのは、女性にはおちんちんという醜い器官が
なく、すっきりとした股間をしているからだと思っていた。
そうではないことに気付いたのは比較的最近である。
私は、女性そのものを羨んでおり、その女性の最大の特徴がすっきりした股間なので
ある。
思春期になって、第2次性徴が現れるにつれ、私の女性への羨望は股間にとどまらず、
体の全体に広がっていった。
女性の綺麗な肌、しなやかな髪、甘い声、そして、月経・出産の神秘・・・
それらへの羨望感は、小さい時から感じていたすっきりした股間への羨望感に
よく似ていた。
いつしか、街で女性らしい女性を見ると、とても自然な感じを覚え、男性らしい男性
(失礼ながら、汚い肌でゴツゴツしていて、毛深く、髪の毛が薄い人)を見ると強烈な
違和感を感じるようになっていた。
女性は優れている、男性は劣っている・・・
女性に対する強烈な羨望とコンプレックス・・・
それなのに、マスコミを見ると「如何に女性が差別されているか」という話ばかり
なのだ。気が狂いそうだった。
或いは、女性がいかに優れているか、というような話も多かった。
しかし、「女性がいかに優れているか」という話をマスコミがする前提は
「女性は劣っているという偏見」を覆すためらしいのである。
ところが、私は女性のほうが優れていると思っているのである。
「女性は優れている、男性(自分)は劣っている」と感じ、苦しんでいる私に
「女性がいかに優れているか」という話を聞かせるなんて、あんまりではないか?
(つづく)

2016年7月17日 (日)

男性は「絵にならない存在」のままでいいのか? 前編

「現代社会において、男性は『絵にならない』存在である」と喝破したのは
渡辺恒夫である。
ここで言う「絵にならない」とは、もちろん2つの意味をかけあわせている。
1つは、「絵画で描かれたり、写真の被写体にならない」と言う意味である。
もう1つは「様にならない、格好悪い、美しくない」という意味である。
そして、この2つの「絵にならない」の間には、深い関連性があるのである。
一般的には、男性は「様にならない、かっこ悪い、美しくない」(絵にならない)存在だから
「絵画に描かれたり、写真の被写体にならない」(絵にならない)のだと見做されている。
しかし、それとは逆に「絵画に描かれず、写真の被写体にもならない」(絵にならない)ことに
よって「様にならない、かっこ悪い、美しくない」(絵にならない)存在になってしまう、という
側面が存在すると思うのだ。
(つづく)

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