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2018年8月18日 (土)

音楽:QUEEN "Body Language"

"Body Language"は、ロックバンドQUEENの1982年の曲である。
私が中学生だった頃の曲で、ヒットの程度は「そこそこ」という感じだった。
(間違っても大ヒットとは言えなかった)。

私は、この曲が嫌いだった。
おどろおどろしい(ように当時の私には聞こえた)曲調で、
QUEENのボーカル、故フレディー・マーキュリーが、"GIVE ME YOUR BODY"と
歌い続ける。
私にとっては、「男」という「醜い存在」が、「女」という「美しい肉体を持っている
存在」に一種のお恵み、施し(セックス)をねだっている曲のように聞こえた。
実際、当時の私にとって、女は「美しい肉体」という財産を持つ有産階級であり、
男は「醜い肉体」しか持たない無産階級なのだった。
一般に、女は、老いて美しさを失うことを恐れるが、男は、老いることは
怖れても、美しさを失うことは恐れない。
これは、お金持ちには財産を失う恐怖があるのに対し、貧乏人には、最初から
失う財産がないのだから、財産を失う恐れを持ち得ないのと
同じことのように思われた。

しかし、その後、フレディー・マーキュリーの死後に彼がゲイであったことを知った。
ということは、"GIVE ME YOUR BODY"の相手は、女ではなく、男だったのかも
知れない。
そう思うと、なんとなく、気分が軽くなった。
今回、この記事を書くために"Body Language"を久しぶりに聴いて、歌詞も見てみたが、
歌詞を見る限り、"give me"の相手は女性である、と思わせるような部分もある。
(例えば、"You got red lips"とか)
しかし、相手が女性であるとは明言してはいない。
そんな訳で、ゲイの人々というのは、男女の価値を相対化してくれる、私にとっては
とても有り難い存在なのである。

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