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2019年3月 3日 (日)

積もれば大きくなるはずの小さな話(第8話) いじめと校則と日本国憲法

例えば、学校における「いじめ」をイメージしてほしい。
AをいじめているBらに「いじめは駄目だよ」と諭したら
このような返事が返ってくる。
「ちゃんと多数決でAをいじめると決めたんです」
いくら多数決で決めようが、いじめはあってはならないはずである。
そこで、校則に「例え、多数決であってもいじめをしてはならない」という
条文を盛り込む訳だ。
そのいじめ禁止校則の国家バージョンが日本国憲法の人権規定である。
いじめ(人権侵害)は、例え多数決によって成立した法律であっても
あってはならない、ということだ。
ところで、学校におけるいじめの加害者と被害者は、固定的な
ものではない。
例えば、今日AをいじめているBが明日誰か(それは反撃に転じたAかも
知れないし、A以外の誰かかも知れない)からいじめられる側に
なっても何ら不思議はないのである。
もし、 Bがいじめられる側になった場合、校則はそれを放っておく
のだろうか?
そんな筈はない。
Bに対するいじめも勿論禁止である。
ところが、「男の子に対してはいじめ(人権侵害)をしても構わない」とか
「いじめ(人権侵害)は女の子が受けるものであって男の子が何をされてもそれは
いじめ(人権侵害)ではない」とか「女の子のため(という名目)ならば
男の子に何をしてもいじめ(人権侵害)ではない」という奇妙な主張をしているのが
フェミニストやエセリベラルたちなのである。

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