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2019年5月12日 (日)

渡辺恒夫『脱男性の時代』を読む その1

これから、私に男性論において最も影響を与えた本である
渡辺恒夫『脱男性の時代』(勁草書房、1986)について私なりに論じていきたいと思う。
本来ならば、体系的に論じるべきなのだが、場当たり的な書きこみが続くこととなるだろう。
というのも、体系的に論じようとしていたら、ものぐさな私は、いつまでたっても書きはじめることが
出来ないからである。

さて、最初に思うのは、この書籍、『脱男性の時代』ではなく『脱近代男性の時代』という書名に
するべきだったのではないかということだ。
実際、私が最初に図書館でこの本に出会ったのは1989年(丁度30年前だ!)だったが、
一番最初に書名を見て、私はてっきり「これからは女性の時代です」という女性礼讃の本だと思ったし、
最近もネットにおいて「男をやめようという本」と紹介しているサイトを見かけた。

実際にはこの本は「これからは女性の時代だ」という女性礼讃本でも「男をやめよう」本でもない。
「近代市民革命後の男性の在り方は人間の在り方として不自然であるから、
それ以前の本来の人間らしい在り方を取り戻すべきだ」という趣旨の本なのである。
(つづく)

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