« 渡辺恒夫『脱男性の時代』を読む その6 | トップページ

2019年7月17日 (水)

積もれば大きくなるはずの小さな話(第14話) 「伝言ダイヤル」と「ゲイの出逢い」と「男の性(さが)」

携帯電話やネットが当たり前の時代になって完全に忘れ去られてしまっているが、
かつてNTTが行っていたサービスに「伝言ダイヤル」というものがあった。
この伝言ダイヤルというサービスは、携帯電話普及前に知り合い同士が
出先で連絡を取り合うために作られたもので、事前にお互いの間で暗証番号を決めておいて、
伝言ダイヤルに電話をかけてその暗証番号を入力するとお互いのメッセージ
(例えば「今、△△にいます。〇〇時に××で会いましょう」とか)が流れるというサービスだった。
これを見知らぬ者同士の出会いに使ったのがゲイたちである。
ゲイたちは、伝言ダイヤルの暗証番号で見事な語呂合わせを使って、
見知らぬ者同士で出会いをしていた(ようだ)。
私自身は、パソコン通信のゲイ掲示板でその語呂合わせを見掛ける訳だが、
その語呂合わせの見事さと熱意(?)に半ば呆れ、半ば感心してそれを見ていた。
あまりにも芸術的な語呂合わせが多く、今となっては殆ど思い出せないのだが、
例えば、2101023(ふといおにーさん)みたいな調子であった。
しかし、よく考えてみれば、この飽くなきエロ追求への情熱は
ゲイ独自の特性と言うよりは、男性全体の特性ではないだろうか。
おそらく女性の方は、私がゲイ掲示板で感じたのと同じように
半ば呆れ、半ば感心して男性のエロ追求を見ているのではないだろうか。

« 渡辺恒夫『脱男性の時代』を読む その6 | トップページ

男女論」カテゴリの記事

リンク集

  • Nikkoh の 徒然日記
    男性同性愛者、Nikkohさんのブログです。マスキュリズムについての記事が大変参考になります。「手弱男」として、弱者男性の問題についても関心をお持ちです。
無料ブログはココログ

Since 2014

  • Since August 11/2014
    Tokyo,JAPAN